「働き方改革」で、過労死認定スレスレまで残業させていい、って方向で検討してるみたい?

「働き方改革」なんですけど、よく見るとヤバい方向に行ってるみたいですね。

政府の働き方改革実現会議で議論されている残業上限規制をめぐり、労使双方の認識の違いが鮮明になってきた。連合の神津里季生会長は1日、首相官邸で開かれた同会議後、政府が繁忙期は月100時間まで残業を認める方向で調整していることを「到底ありえない」と批判、大幅な圧縮が必要だとの考えを示した。一方、経済界首脳は規制の導入に同意しつつも「業務の継続性」への配慮が必要だと主張した。

繁忙期は月100時間まで…。

2か月連続は80時間まででしたっけ。

一ヶ月で100時間の残業って、実働20日として、一日5時間かな。9時から17時まで働いて、そのあと最短で22時まで残業…それを一ヶ月…。

一ヶ月で80時間は、一日4時間だから、最短で21時まで…それを2か月…。

うわあ、考えただけでわたし無理だわ。そこに行くまでに倒れる。無理むり無理。

基準時間については、こちらに詳しいですね。

いわゆる「過労死ライン」と呼ばれる過労死の労災認定基準は、1カ月100時間、または2~6カ月の月平均80時間とされている。

このため政府は、労働基準法を改正し、残業時間の上限を原則として「月45時間」「年間360時間」と規定。そのうえで、企業の繁忙期に対応できるよう6カ月は例外を設け、「月最大100時間」「2カ月の月平均80時間」の残業を認める。その場合でも、「年間720時間」「月平均60時間」に抑えるよう義務づける。違反に対しては、罰則を科す。

ふむふむ。

一ヶ月100時間を超えると、過労死の労災認定基準を満たすんですね。

二か月の月平均80時間を超えても、同じく過労死の労災認定基準を満たすんですね。

ん?

「企業の繁忙期に対応できるよう6カ月は例外を設け、「月最大100時間」「2カ月の月平均80時間」の残業を認める。」

ってことは、つまり、「過労死レベルの残業を認める。」ってこと?

「過労死ラインとされる「1カ月100時間超」または「2~6カ月間平均で月80時間超」にぎりぎり抵触せず、運送業、建設業を含むほぼ全業種を対象としている。」(上記jiji.comより)

ってありますけど、ギリギリ抵触せずっていうか、それを超えたら過労死っていう基準スレスレまで働かせてもいいよってこと?

「この先危険」っていう立札は、ここから一歩踏み出したら落ちるっていうギリギリのところに立てないよね?数メートルは余裕おいて立てるよね?

政府が、「過労死レベルスレスレの残業を認める。」なんてしちゃっていいんですかね。

んでもって、この案に対して、

「経団連の榊原定征会長は、繁忙期の残業上限を月100時間とした政府原案を「まあまあ妥当な水準」と評価。」(上記jiji.comより)

この人、「過労死レベルスレスレ」が「妥当な水準」だと評価したってことですかね?

ひええ。経団連会長コワイ。

なんでこんな非人間的な労働環境を許すんだろう。本気で不思議で仕方ない。

経団連からの献金いっぱいもらってるからって、本当に、人を使う側の視点しか持たなすぎ。

使われる側の視点、なさすぎ。なんでもっと多角的な視点を持てないんだろう。

それと経済を重視しすぎ。人のために経済があるんであって、経済のために人を使い捨てにしたら本末転倒では。

ネットでの買い物が翌日届かなくってもいい、お店が24時間空いてなくってもいい。いまほど便利でスピーディな暮らしでなくてもいいから、そんなに長時間働かなくてもいいような国にしていったほうがいいんじゃないのかな。

それに経験からいって、残業すればするほど仕事の効率は落ちていく。日本の労働生産性は低いと言われるけれど、残業を安易に認めて仕事時間の前提として組み込んでいることにも、原因があるんじゃないのかな。

(参考記事)

やっぱりむやみに長時間働くのではなく、効率よく短時間働いたほうが良いよね、と再認識したニュース
労働時間が長い国が、経済成長率の低い国と合致するという調査結果が出ている。また、40歳以上の人は週に30時間以上働くと効率が落ちるという研究結果もある。40代でセミリタイア、早期リタイアを選ぶ人が多いのはこうした理由もあるのでは。フルタイム以外の働き方が普及することを願う。

そもそも、人は一日、何時間はたらくべきなんでしょうか。

一日は24時間で、そのうち8時間くらいは睡眠時間だから、人が自由に使える時間は大体16時間になりますよね。

そのうち、他人のため、社会のために使う時間は、せいぜい半分でいいんじゃないでしょうか。※個人的には、それでも多いと思いますが。

残りの半分は、自分や、自分の大事な人のために使う時間であるべきではないでしょうか。

仕事上、どうしても今日中に仕上げないといけない、という場合はあると思います。だけどそこでもし3時間残業したら、その分、他の時に3時間、休めるようにするのが順当じゃないのかな。

わたしたちは、他人のために命をすり減らして疲れ切って、家に帰っても家族と暖かな交流の時間も持てずにベッドに倒れこむような、そんな生活をするために生まれてきたんじゃないと思います。

せめて自由に使える時間の半分は、大事な家族や友達と心通わせる時間や、自分が心から夢中になって時間を忘れられるような、創造的な何かをする時間であっていいはずです。

人と人は支えあわなければならないというのは、社会的な存在である人間にとって必然ですが、そのために自分や自分の大事な存在をおろそかにしなくてはならない、という意味ではないはず。

どっちも大事にできるようにするためには、働くのは8時間でいい、というのは妥当なラインなのではないでしょうか。

とここまで考えてきて、そういえば土日と平日があるな、と思い出しました。

土日の休日分を入れると、一日に働くべき時間は何時間になるんでしょうか?ちょっと計算してみました。

24時間×7日÷3は56時間。週に56時間はたらけば、三分の一になります。56時間を5日で割ると、11時間とちょっとですね。8時間労働して3時間残業、という感じかな。

でも、世のサラリーマンの人たちって、通勤時間も合わせると、大体8時前には家を出て、帰ってくるのは19時過ぎだったりしますよね。

たぶん、8時間労働でも普通に11時間くらい、働くための時間として使っている人が多い。

そう考えるとやっぱり、8時間労働でいいんじゃないかなあ、と思います。

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