夏休みの間に心が早期リタイアしてしまったかもしれない

長い長い夏休みが明けて、一昨日から久しぶりの仕事が始まりました。

ほんとは先週の木曜日から始まるはずだったのですが、夏風邪をこじらせて気管支炎になってしまったり、それが治りかけたかと思ったら台風が来たりで、結局まともな仕事始めは一昨日でした。

10日から休んでいたから…13連休ですかね。
途中、半日出勤していましたが、それでもすごい休みっぷりです。
もう、会社に行っていない状態のほうが平常運転に感じるという。

そんなわけで気分はすでにリタイア後か、セミリタイア状態です。
一日目なんか、すっかりオフモードというかお客様モードで、問い合わせのメールを見ても、
アレ?なんで私にこんなこと聞くんだろ?」
と素で思ってしまったという、とてもデンジャラスな状態。
もちろんそんな思考はおくびにも出さず、懇切丁寧なメールを返しましたが、素でそう思ってしまった自分にびっくりでした。(質問者のひとゴメンナサイゴメンナサイ)

いけないいけない。
まだ私は仕事をさせてもらっている身であることを、忘れないようにしなければ。

…と思ってはいるんですが、まだお客様気分は完全には抜けきっていないようです。

休み明け後、最初の上司との面談

そんな、いわばリタイア後に片足突っ込んだ状態で迎えた今日。
今後のことについて、上司と話し合う場を設けてもらいました。

私からは、

・退職を希望する気持ちは変わらないこと。
・一つには体調の面で不安があり、働き方を変えたいと思っていること(半日とか、週に3日とか)、それは今の会社の中では実現が難しいだろうこと。
・もう一つには、自分の能力を発揮できていないと感じていること。強いて言えば昔の職場で近い仕事をしていたが、それでもやっぱり違うこと、そして今ではそういった現場の仕事(文章を書く等)は外注になってしまっていること。
・それらの理由で、今のまま会社に勤め続けるよりは社外に新しい道を探すほうが、会社のためにも私のためにも良いのではないかと思っていること。

等を話しました。
そして、

・もし早期退職制度が使えるのならば、使いたい。ただし会社に迷惑のかからないように引き継ぎなどをする期間はもちろん持ちたいと思っている。
・もし早期退職制度が使えないのなら、もう少し(数年?)資金を稼ぐために会社にいて、そののち、辞めたい。

ということも話しました。

上司からは、

・会社内の他の部署でも仕事を続ける気はないか。
・辞めるならいつ頃が希望なのか。
・早期退職制度は会社が認めた場合に適用されるもので、冷たい言い方だけれども会社の思惑によっては、
「辞めたいなら勝手に辞めれば」
といわれる可能性もある。

等の話がありました。

確かにそうですよね。
早期退職制度を許可する場合、会社としてのメリットは、将来の人件費の削減。そのために一時的な出費(割増退職金)というデメリットを受け入れるということ。
将来の人件費の削減を重視しないならば、勝手に辞めてもらったほうがもちろん良いわけです。

まだそこのところはわからないということで、9月に上司&上司の上司&私の三者で話し合う場を設けることにして、今日の話し合いは終わりました。

早期退職制度とノンワーキングリッチと、金銭解雇

もし早期退職制度を使えないとなると、資金面での見込みがちょっと狂うことになります。
割増退職金がなくても何とかなる試算はしているのですが、ないよりあったほうがいいに決まっています。

それに資金面を別にしても、「早期退職制度を使わせない」という方向に会社が話を持っていくのならば、そのまま素直に辞めるのは、私としては納得できない感じです。
制度はあるのに、実際には使えないということであれば、「この会社、良いのは外面だけ?」ということにもなりかねません。

とはいえ、もちろん会社の事情もあるので、「予算的に今は無理」と言われたら、「じゃあ来期では?」とかそういう方向で、何とか穏便に早期退職制度を使わせてもらえたらなー、と思っています。

しかし…私は常日頃から、会社の役に立てていないな、いわゆるノンワーキングリッチだな、と申し訳なく感じており、早期退職制度というありがたい制度によって、会社も私もハッピーになれるのではないか、と思っていたのですが。

会社としては、私はそこまで低評価ではない(割増金を払ってまで追い払いたい存在ではない)、という可能性もないこともないんでしょうかね…。

…はっ!
それとももしかして、そのうちに金銭解雇の法制度が確率されれば、ノンワーキングリッチは安い値段で一掃できる、とかいう算段だったりして?!

金銭解雇ってどのくらいの金額で行われるんですかね?

厚生労働省の有識者検討会は6日、不当解雇の金銭解決の分析結果を公表した。労働審判で企業による解雇が無効と想定される場合、企業が支払った解決金は月収の0.84倍に勤続年数を掛け合わせた金額になっている

厚生労働省の有識者検討会は6日、不当解雇の金銭解決の分析結果を公表した。労働審判で企業による解雇が無効と想定される場合、企業が支払った解決金は月収の0.84倍に勤続年数を掛け合わせた金額になっているとした。仮に勤続年数が10年であれば月収の8倍強になる。

ふむふむ。

早期退職制度に比べるともちろんとても少ないけれど、自分の勤続年数で考えてみると、論外というほどでもない感じかな。

まあ不当解雇の定義にもよるんだろうけど…。

…いやでもやっぱり少ないな…
いやはや、ノンワーキングリッチにとっては、厳しい時代となりそうですネ…(ガクブル)

それでもなんとなく穏やかな心境の理由 ~切迫感・恐怖感から、「凪」の状態へ~

夏休み前、上司と、上司の上司に早期リタイアの希望を伝えてから今日まで、いろいろな心境の変化がありました。

上司達に話したときは、ついに言えたという高揚感とすっきりした感じ。

その後、突然襲ってきた恐怖感。

それから、資金を改めて算定しなおしてみたり、リタイア後にしたいことをまとめてみたりして、だんだんと気持ちが落ち着いてきて。

そして体調を崩したこともあって想像以上に長く休むことになって、その中でまた改めて早期リタイアの意味について考えてみたりしました。

そうして今は、(休みを満喫しすぎたのか)すっかりリタイアしたかのような気分になっています。

最初に上司に話す前は、「リタイアしたくてたまらない」「リタイアせねば」という、ある意味、切迫した心境でした。
それが今はなんだか、「リタイアするのが自然で、当たり前」という、不思議な、でも穏やかな心境になっています。

先行きへの不安や、手続きが面倒くさいという気持ちはもちろんあります。
ただそれがあっても、「リタイアするのが自分にとって自然なんだな」と納得している状態です。

あとはその自然で、当たり前の状態に向けて、ゆっくりとでも進んでいくだけ、という感じです。

早期退職制度が使えないことになれば、もしかしたらあと数年は、(環境が許せば)今のまま働き続けることになるかもしれません。

そして今は、それでもいいな、と感じています。

「モノノ怪」というアニメ作品(怖いですけどおススメです!)の「のっぺらぼう」に、

「ここは閉ざされていると思えば牢になり、出たくないと思えば城になる。」

というセリフが出てきます。

出たい出たいと願ううちは、そこは牢獄に感じられるけれど、見方を変えれば自分を守ってくれる堅固な城にいて安楽である、という考え方もできる。

見方一つで、いる場所の持つ意味と、心持ちも変わってくるということですかね。

仏教で、一水四見という言葉がありますが、ちょっと似てるかなと思いました。

一水四見 – Wikipedia

一水四見(いっすいしけん)とは、唯識のものの見方。認識の主体が変われば認識の対象も変化することの例え。

人間にとっての河(=水)は

天人にとっては歩くことができる水晶の床

魚にとっては己の住みか

餓鬼にとっては炎の燃え上がる膿の流れ

というように、見る者によって全く違ったものとして現れるという。

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